マスコミ・政府は信用ならんからってインターネット情報だけを信じる件

もうこの日本のマスコミや政府の情報が意外と、いや、全然（とまでは言わないが）信用ならんのは今更言うまでも無い事実ですね。
情報の捏造、隠蔽、印象操作、サブリミナル、何でも来い状態です。


最近ではフジテレビの韓流ごり押し問題が有名ですね。
まあ賛否分かれる問題ではありますが、韓流韓流で見る気がなくなっている人も多いのではないでしょうか。
昔、韓流をカンリュウと発言した時、カンリュウじゃなくてハンリュウだろバーカｗｗｗと言われた事がありましたが、私はシンプルに日本語読みのカンリュウを使用しています。

話が脇道に逸れましたが、例を挙げればキリが無いくらいの問題が浮上しては何事もなかったかのように時は過ぎ去り、それに気付くことの出来た層の人達がインターネットの情報に注目し始めているようです。

さて、ここまでは問題ないと思います。

問題はここからで、何がいいたいか先に述べますと、インターネット情報をすぐに鵜呑みにしてしまう情報弱者が急激に増えてきているということです。

決して私が情強であると言いたいわけではありませんが、あまりにも目に余る情弱が増えてきていることが気になっていました。

その情弱具合が特に私の目に付くようになったのが311人工地震説です。

「オレは情弱なんかじゃねぇよ！お前がB層の情弱だろ！」
「人工地震の証拠はちゃんと調べた！証拠は次々に出てきている。これはもう人工地震確定だ！」

なんて言う人に限って、検索エンジンで『人工地震　証拠』なんてキーワードで検索したりしているのでしょう。
特にそういう情報をすぐに鵜呑みにしてしまう方々のブログを発見する簡単な方法があります。
キーワードは、『B層 覚醒 3.11』
”B層”と”覚醒”が含まれていれば関連キーワードであればなんでもOKです。
同じ内容のコピペブログが大量に出てきますよ。
今度そのキーワードで上位に表示されたブログの検証でもしてみることにしてみましょう。

ここでいう覚醒してしまった元B層の方々はいったいどのような方々なのでしょうか。
勝手に考察してみると、恐らくたまたまネットで見つけた政府やマスコミ批判のサイトを見つけてある種の覚醒をしてしまったか、ツイッター等のソーシャルメディアで流れた怪情報にひっかかり、飛んだ先のブログで政府、マスコミの実態を植えつけられ、その怒りが背中を押して裏社会への関心に変わったものと推察します。

ここ数年、ツイッターやフェイスブックの登場による第2次ソーシャルメディアが台頭してきており、重要な情報や加工されていない生の情報が即座に配信できる環境が整ってきました。
政府、マスコミをはじめとするワンクッション置いた情報よりもLIVEな情報がもてはやされる時代に突入し、それをもてはやすネットユーザーとあまり快く思わないマスコミの構図が出来てきました。

そこへ登場するのがインターネットリテラシーの低いインターネット初心者です。
iPhoneをはじめとするスマートフォンの普及やツイッターという敷居の低いツールを経由し、老若男女問わずインターネット情報に触れる機会が増えてきています。
これは大変好ましいことと思われますが、大きな弊害も抱えています。
そうです、車で言えば仮免許か無免許状態のユーザーが大量に押し寄せてきている状態です。
批判を恐れず書けば、日本におけるインターネット創世記から大金はたいて夢の世界に接続を試みてきた我々ベテランドライバーからすれば、インターネット新参者は赤ん坊同然。
ビジネスの世界においてもリテラシーの低い赤ん坊をターゲットとするか、玄人を相手にするかで、サイトの構成から内容、取り扱う商品まで違ってくるのはもはや当然の世界。
少々雑な宣伝文句でも赤ん坊には十分購入ボタンを押させることが出来ます。

この穢れを知らない稚魚達が泳いでいる生簀（ツイッター等）へ美味しそうなエサ（宣伝、デマ等）をつけた釣り糸を垂らすと、大漁はおろか口コミまでやってくれます。
本当は不味いエサとも知らずに。
もちろん美味しいエサをぶら下げればビジネスとしても成り立ちますし、実際私もリアルビジネスではツイッターを活用し情報提供から成約までの流れを構築しております。

もしかして自分は騙されやすいのではないかという方へ手軽にエサを吟味出来るようになる方法を一つご紹介します。

『２ちゃんねる』です。

毒をもって毒を制すというか、ミイラ取りがミイラにならないように気をつける必要はありますが、面白おかしく学べます。
２ｃｈでは日々釣りゲームが行われています。
魚を釣るゲームではなく、人を釣るゲームです。
もっとわかりやすく言うと、人を騙すゲームです。
ゲームと言っても掲示板上でおこなわれる駆け引きです。
人を騙すことはあまり好ましいこととは思われませんが、騙す方も騙される方も暗黙の合意の下で行われています。
もっともらしいタイトルで閲覧者を集め、もっともらしい内容を創作し、それを見たユーザーが反応して質問や議論を行い、最後にそれが嘘であれば『釣りでした（ウソでした）』と宣言するゲームです。
稀に本当のことも含まれますし、ウソなのに釣り宣言せずに謎のまま終わることもよくありますが、閲覧者は常に釣りなのではないかと疑いながら時には釣りだよね？と問いかけながら読み進めます。
これは目の前にある情報を鵜呑みにせず疑ってかかる良い訓練になります。
その訓練を日々行っている人と、最近インターネットに注目し始めた人とでは、情報の真偽を見破る能力は雲泥の差が生まれると思います。

参考（手っ取り早く2chまとめブログより）
俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない・・・
http://uranews4vip.blog61.fc2.com/blog-entry-146.html
俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない・・・2
http://uranews4vip.blog61.fc2.com/blog-entry-145.html

見破る目を養うにはどうしたらいいのか。
簡単なことです。常に疑ってかかればいいだけのことです。
生中継のようなそのまま事実の情報とは分けて考える必要があります。
そして、疑惑があれば調べればいいのです。
しかし上にも述べたように、『人工地震　証拠』のような調べ方ではそれは既にその情報提供者の思想や利害が含まれた記事を目にすることとなります。
本当の真実にたどり着くためにはある程度信頼できる情報の一次ソースを探すことが必要です。
地震であれば数値データはいくらでも提供されています。
提供されている情報も速報値なのか確定値なのかも重要です。
陰謀論者の中にはその一次ソースも改竄済みと言う方もよく見かけますが、そもそも改竄の証拠すら発見不能ですので、こうなったら一般人には証明できない問題となりその時点で終了です。

そんな面倒なことに首を突っ込むのはゴメンだという方の場合、手っ取り早い方法があります。
それは、論理的に矛盾を突くことです。
特に陰謀系の話の場合、最悪その陰謀が事実であったとしても、歴史が証明することはありますが現時点では証明できないことが殆どであり、そこに想像（妄想）や思想に準拠した根拠が述べられていることが殆どです。
確たる証拠が無い以上、論理的に無理が生じ、強引なこじ付けや後付けの根拠が述べられていたりします。
これを見つけることが出来るようになれば妄想こじ付け記事を簡単に一刀両断することができます。
3.11人工地震説における人工地震である証拠は現在何一つありません。
自然地震であることの証明は世界中の地震学に精通する先生方が行っていることをもって明らかになってくるでしょう。

いずれにしてもどちらかが悪魔の証明を行う必要があり、そこに無理と技術の限界が発生してしまうわけであり、 こんなもの追っかけていたら生活できなくなります。

しかし、ただ一つ誰でも出来ることは、現在提供されている人工地震といわれる根拠を検証することで、人工地震を証明しているかどうかを知ることは可能です。
地震学に精通されている方であれば既になんらかの自然地震である根拠をお持ちかもしれません。

提供されている情報を細分化し、根拠が述べられている箇所を見つけドライに思考してみることが重要です。

参考になったという方はこちらにご協力ください。→
何言ってんだこいつと思った方はこちら→ 

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