【参考】2011年の日本の地震 分布図


爆発音がまたソレっぽいく聞こえますが・・・w

2011年9月6日火曜日

ちょっとビックリ!深さ10キロの人工地震が存在したかもしれない件

あっちこっちで、深さ10キロの地震について触れた記事を目にするようになったため調べてみました。

人工地震論者さんなどが、ほれみたことか!と言わんばかりにコピペしまくってます。 

それでは開始です。


引用元記事
人工地震の仕組みは謎だが、深さ10kmの人工地震は確かに存在する。
世界の真実の姿を求めて!
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-1709.html

=引用開始=
どのような未知の技術が存在し、北極で水爆が使われたのかは分からない。
唐突にわからないのですね。
しかし「10kmの深さで水爆を正確に爆破させる技術」が存在したことが明らかになっている。
知りたいですね。

常識的に考えれば、10kmの深さで水爆を正確に爆破させることは不可能である。
東日本大震災の人工地震説を否定する人は「10kmの深さで水爆を正確に爆破させることは不可能である」と今でも信じている。
信じているというか知りません。
しかしその常識は2008年の水爆による資源探査?(水爆地震実験)でくつがえされた。

さらに、2010年11月14日から、イエメンの沖合のアデン湾と紅海が重なり合う海域で、マグニチュード 4.5から 5.4に渡る規模の地震が総計で 30回の内に、20の地震が正確に 10.0キロメートルちょうどの深さで発生している
=引用終了=
さらに?ということは、2008年の水爆による資源調査?と、イエメン沖合いの地震は別ということでしょうか?
正確に10.0キロということは、毎度毎度の速報値を利用しているのではないですか?


という仮説の元に調べてみました。


この根拠がわかりやすく書いてあるブログがありましたので、ここからはそちらを引用します。

引用元記事
深度10km人工地震:さてはてメモ帳 Imagine & Think!
http://satehate.exblog.jp/16815924/
=引用開始=
カナダの研究者、リビングストーン氏によると、17~18日にかけての18時間で、米国が北極で9個の水爆を爆発させている。
Nine Arctic Nukes Exploded in Eighteen Hours
http://educate-yourself.org/zsl/arcticnukes18nov08.shtml
爆発の日時        北緯 -西経    マグニチュード  深さ (キロ)

17 Nov 2008 12:55:23  UT 79.66 -116.86  5.7  10.0
17 Nov 2008 13:16:51  79.70 -115.78    4.7  10.0
17 Nov 2008 13:40:11  79.70 -115.36    5.1  10.0
17 Nov 2008 17:17:05  79.70 -115.78    4.7  10.0
18 Nov 2008 03:59:49  79.61 -114.76    5.6  10.0
18 Nov 2008 04:10:35  79.76 -115.70    5.1  10.0
18 Nov 2008 04:52:51  79.74 -115.32    5.3  10.0
18 Nov 2008 05:37:27  79.75 -115.33    4.9  10.0
18 Nov 2008 07:05:12  79.78 -114. 69   4.7   10.0

場所は北緯80度、西経104度の北磁極点に近いカナダのバンクス島北方の大陸棚で、爆発は10×10マイル四方の狭い地域に集中しており、規模は5~10メガトン級。深さは10km。なお、上の磁気計が18日に大きく振れているのは、時間がGMTのため。
=引用終了=

要するに震源地の深さが全て10キロでだから自然ではありえないという主張の記事のようです。

早速私もUSGSで検索してみました。

PDE    2008  11 17 125522.79  79.65 -116.06   7  5.7 MwUCMT  ..M .......  
PDE    2008  11 17 131650.10  79.69 -115.60  10  5.0 MwGCMT  ..M ....... 
PDE    2008  11 17 134011.51  79.68 -115.65  10  5.3 MwGCMT  ..M ....... 
PDE    2008  11 17 171705.05  79.69 -115.54  10  4.8 MwGCMT  ..M ....... 
PDE    2008  11 18 035948.66  79.69 -115.34  10  5.4 MwGCMT  ..M ....... 
PDE    2008  11 18 041035.24  79.77 -115.87  10  5.1 MwGCMT  ..M ....... 
PDE    2008  11 18 045251.33  79.74 -115.45  10  5.2 MwGCMT  ..M .......
PDE    2008  11 18 053727.73  79.74 -115.04  10  4.9 MwGCMT  ..M .......
PDE    2008  11 18 070512.73  79.79 -114.85  10  4.7 mbGS    ... .......  

なんと、2008年のUSGSデータも、一つ抜かして深さ10キロで揃っているではありませんか!
ほうほう、そうするとこれはなにか人工的な匂いがしますねぇ。
この海域で爆発調査か何か行われたのでしょうか??
しかし、ニュース記事を探しても見つからない。

うーん、あやしい、でも揃ってる
と思いつつ、せっかく抜き出したデータを眺めていると、あることに気が付きました。
深さ10キロの地震が他にも結構あるんですね。
というわけで、上記参照元データを一カ月分深さで整列して、同一の深度の回数と構成比を出してみました。
なんという暇人なのでしょう。

それがこちらです。 Googleドキュメントへ

約2300回の地震データの中の緑色の部分が対照のデータです。
震源の深さはDEPで示されています。
震源の深さ→日付→E LATで並べ替えを行い、K列に震源の深さの回数、L列に構成比を赤字で示しています。
10キロのデータは、223行目から現れます。

まとめてみると、
1ヶ月間で約2,300回の地震データの中に深さ10キロの地震が390回記録されています。
全ての深さ毎の構成比率では16.7%とダントツです。
その次に多いのは深さ35キロの285回12.2%でしょうか。

このことから考えられる事は、いかにUSGSといえども、遠くの地震情報は意外と適当。
速報値レベルなのでしょうか?
まさか人工地震が390回も起こっているとは考えにくいですね。
結論としては、約10キロ地点で発生した地震後に、付近で余震が何度か続いたということでしょうか。

まあなんだかスカッとしませんが、仮に「ちきゅう」以外で10キロの掘削技術とそこに爆発物を仕掛けられる技術があったとしても、莫大な費用と労力を駆使して10キロの穴を8個も掘り、そこで爆発をさせて何のメリットがあるのでしょうか?

そもそも東日本大震災の震源の深さは24キロです。



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8 コメント:

匿名 さんのコメント...

質問なんですが、なんで当時のyahooニュースも新聞も震源地の深さ10kmとなっているのに、気象庁のHPは深さ24kmに今現在なっているのですか?当時は気象庁の発表も10kmだったのですか?

匿名 さんのコメント...

管理人さんではないのですが横から突っ込ませていただくと速報値ではないのでしょうか?

自然現象 さんのコメント...

311人工地震説の間違いを指摘する。
ちきゅうが掘削できるのは7000m、つまり7kmであって10kmではない。また、7000mというのは公称であってそこまで掘った事はまだない。さらに、2011・3・11の前に三陸沖で掘削をやった事は一度もない。
震源の深さについては、3・11の震源の深さは確かに、最初は10kmと発表されたが、後で24kmに修正された。これはどういうことかというと、10kmというのは暫定値であって、地震発生後すぐには正確な深さはわからない事が多い。この時はまだデータは集まっていないためである。その後、データが集まってきて、24kmに修正されたのである。
2008年5月の四川大地震、2010年1月のハイチ地震も、当初の速報では、10kmと発表されたが、後で19km、13kmに修正された。

匿名 さんのコメント...

>莫大な費用と労力を駆使して10キロの穴を8個も掘り、そこで爆発をさせて何のメリットがあるのでしょうか?

3.11が人工地震と言うつもりはないしifだけども、
大国の支配層だったとして、
地震と言うことにして他国にダメージを与える手段が得られるなら使う選択肢に入れるかも。

核兵器の弱点は、使った事が分かると国際社会から干されるか、むしろ攻撃対象になって、政治的にまずい立場になる。

一方、使うに使えなくて余っている水爆を、
こっそり穴を掘って埋めて使えば、地震や津波と言うことにできて批判も浴びず(煙がたっても陰謀論と言うことにする)、
他国の経済活動やインフラ・軍事設備等にダメージを与えられて、政治的に使える。

特に普段地震があまりない内陸国は、耐震性が低い国が多いしね。

掘削費用(石油用の10km級で500億/本位だったかな?)を高いとみるかはどうだろう。
爆弾一発にしては高いけど、軍事大国にとって、
しばらく使える駆逐艦1-2隻と、≒のコストで一発の効果が大きい
穴8個はどっちが高いのかな。

例えば、自前で幾らでも刷れるドルの基軸通貨としての立場が危うくなった時に、使えるなら使うかも。
経済ダメージと混乱を与えて、ユーロや円の信用が下がればドルの信用が相対的にあがり、
ドルを刷れる状態が続けられるので。

考えすぎか。

AEX さんのコメント...

匿名 さん 2013年4月22日 20:35

仮に超絶リッチな大国の支配層がカネと労力を投入して趣味で掘削したとしても、時間と技術の壁は今のところ突破できないでしょうね。
地上で12キロを20年かけてやっとこ掘った実績ならあるようですが。

匿名 さんのコメント...
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
AEX さんのコメント...

匿名 さんのわけのわからないコメントを削除

匿名 さんのコメント...

主さんお疲れ様です。
頭の弱い?人工地震説論者達をドンドン説き伏せていってください。

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